概要
本工法は、更生管のマンホール接続部に、レベル2地震動による抜け出し、突き出し、屈曲等に対する耐震性能を付加するため、更生前にマンホール接続部をフレキシブルな構造に改造する非開削の耐震化工法です。
特徴
①レベル2地震動による管きょの屈曲、抜け出し及び突き出しに対応します。
②非開削の耐震化工法であるため、コスト縮減が図れます。
③更生管の性能（呼び径、強度、弾性等）に影響を与えません。
④専用の切削機によりマンホール壁厚内の既設管のみを切削除去することが可能です。
⑤地山に貫通しないため、近接する埋設物に損傷を与える危険がありません。
⑥施工が容易であるため、耐震化作業は短時間で安全に施工できます。
適用範囲（基本性能）
①適用管種：鉄筋コンクリート管、陶管
②適用管径：呼び径内径200mm～800mm
③マンホール内径：内径900mm以上
④マンホール壁厚さ：75mm～300mm以下
⑤マンホール径：600mm以上
⑥人孔深：5m以下
施工手順（標準施工程）
1. 既設管切削・除去
2. 耐震ゴムリング装着
3. 弾性湿潤エポキシ樹脂充てん
4. 管口整形
実績
■施工都道府県
北海道・東北：宮城県・秋田県・青森県・山形県
関東：東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨木県・栃木県・群馬県
甲信越：長野県・新潟県
東海・北陸：静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・富山県
近畿：京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県
